人材コンサルのプロに聞いた!女性部下のマネジメントをうまくやるコツ

自分が部下を率いる立場になった場合には、様々なタイプの部下と付き合っていかなければなりません。昨今ますます加速する女性の社会進出が進む状態では、部下が女性であることも珍しくありません。

過去にコンサルティングをしていた中でいくと、下記のような悩みを持っている人多くいます。

  • 新卒の女性部下がついて、チームが明るくなると思いきや殺伐とし始めた
  • 将来、「結婚すること」を話しており、あまり仕事に精が入っておらず困っている
  • そもそも女性部下との信頼関係が作れていない

上記のような悩みを持っている人の多くが「男性の上司」です。あなたも当てはまっているものがあるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、あなたが女性の部下のマネジメントで悩んでいる、もしくは将来的に女性部下をマネジメントすることになりそうな人に向けて、元人材コンサルの私が解決方法をお伝えします。

人のマネジメントはどうしても時間が掛かるものです。ただし、しっかりと本記事を実践してもらえば必ず解決できます。是非最後までご覧ください。

女性の部下に苦手意識を持ってしまう理由

なぜそもそも男性上司は女性の部下の扱いに抵抗を持ってしまうのでしょうか?その理由としては“自分と性別が違うことで様々なことで葛藤し、ためらいが生じている”ことが原因と考えられます。

何故ためらいを持ってしまうのでしょうか?この点は部下と関係を考える上で非常に重要な点です。私がコンサル時代に多くの人を見てきて2つの共通項に絞られます。

  1. 私が行う指示が相手のプライドを傷つけてしまうのではないか
  2. 部下から反発意見が出た場合の返し方に困りそう

結論から言ってしまえば、いずれの場合でも、会社の中では上司と部下の役割を演じることが重要である為、その役割をお互いが演じられるように配慮するのみです。

ここで注意すべき点は、上司であっても人間性として優れている訳ではないという点です。その為に、相手を馬鹿にしたり、女性蔑視したりする発言や行動は絶対にやってはいけません。それでは各場合にどの様に部下と接していくことが理想か考えてみましょう。

私が行う指示が相手のプライドを傷つけてしまうのではないか

この様な心配を持っている例は結構な割合で見られます。しかし、これは「相手のプライドを傷つけるかも…」という考え自体が間違っていることをまずは自覚しましょう。

そもそも何故、「プライドを傷つける」と考えるのでしょうか。それは、上司の心のどこかで男女の間で考え方に違う点があると強く意識しすぎている為です。「女性は感情的だから論理的な男性とは合わない」等と考えていませんか?この様な考えは相手に見透かされます。

相手は女性であっても論理的な人間かもしれません。自分の中のステレオタイプに当てはめて、部下との関係に距離を置くことはマネジメントを失敗に導きます。どの様な部下でも対等に扱う、これが基本です。

部下からの反発意見が出た場合の返し方に困りそう

この様な心配を持っている例も結構な割合で見られます。しかし、これは「相手に反抗心を示される」という前提が間違っています。「何故反抗心を示される」と考えるのでしょうか?

信頼関係はきちんと構築できていますか?相手が女性だからと言って、あなた自身の態度が変わっていませんか?

態度、言動が相手を見下しているようならば、相手から反抗心を受けてしかるべきです。しかしそうでないのならば、相手に敬意を払い、しっかりとした信頼関係を築ける様に努力しましょう。信頼関係は、上司部下の間での基本です。

信頼関係があればこの様な心配はそもそも生まれないはずです。尚、小手先のテクニックになりますが、意識したいことは女性部下が仕事を成功させた場合には、男性以上にきちんと褒めることを忘れてはいけません。

まとめ

女性だからと言って特別なマネジメントが必要であるわけではありません。先ず前提は「組織の中では上司・部下と言う役割を演じる必要がある」です。この前提をきちんと肝に銘じましょう。

そして、特に女性の部下の場合には、その部下にしかできない責任感のある仕事を任せましょう。部下とはいえ、必ずあなたより優れた点を持っているはずです。その点にフォーカスして、その点での仕事は全面的に責任を持ってもらうなどしても良いかもしれません。

その様な対応を示し、きちんと結果が出たら個人的に褒めることを忘れてはいけません。この様なことを繰り返していけば、相手への敬意も伝わるはずです。敬意がきちんと伝われば、自ずと信頼関係も構築できます。

上司の仕事は部下の能力を引き出し、成果を最大限にすることです。その為に出来ることを考えましょう。男女関係で悩むことはあまり生産性が有りません。組織にはルールがあります(組織の中では上司・部下と言う役割を演じる必要がある)。

そのルールに則れば、上司が考えるべきことは、部下から逃げるのではなく、敬意を持って接し、相手との信頼関係を構築し、相手の能力を最大限に引き出してあげることだと思いましょう。この様な態度で接すれば、女性であろうと何ら問題はありません。