脱毛の契約をして、これから綺麗になれると思うと何だか気持ちがワクワクしてきますよね。
しかし、いざ施術前日になってみると、急に
- 前日準備はこれで大丈夫かな?
- 何か忘れていないかな?
- お酒を飲んでしまったけど脱毛に影響はないかな?
と心配になったりしませんか?
それもそのはず、脱毛に初めて通う人にとっては、未知の世界なので不安なことがあって当然です。
ここでは、そのような人に少しでもお役に立てるように、脱毛前日の重要な点について詳しく解説していきます。
この記事を最後まで読んで頂ければ、脱毛前日の注意点や準備すること、また各店舗ごとの剃り残しのペナルティーの件についても触れるので、少しでも不安を減らしていけるかと思います。
是非参考にして頂けると幸いです。
目次
1.脱毛前日に注意することは?
脱毛施術を行う前日には注意しなければならい事項があります。
ここでは
- 日焼け
- 運動
- お酒
- 薬
- 体調
- クリームを塗る
の6つを紹介したいと思います。
1-1.日焼け
従来の光脱毛やレーザー脱毛の場合は、黒いメラニン色素に光を反応させて、毛乳頭を破壊することで脱毛できます。
もし、肌が日焼けをしていて黒くなっていると、照射する光が毛ではなく、黒い肌の方に強く反応してしまうので、火傷の恐れがあり脱毛はできません。
ですから、施術前日は勿論ですが、脱毛期間中は日焼けしないように注意が必要です。
前日にプールや海に行くのも控えるようにしましょう。
ただし、最近では毛根を破壊させる脱毛方法ではなく、バルジ領域という毛の成長因子を破壊する蓄熱式の脱毛方法があります。
その方法であれば、メラニン色素に光を反応させる訳ではないので、日焼け肌やホクロにも照射することができます。
もし普段から日焼けをしてしまう機会が多い場合には、蓄熱式の方法を選ぶと良いでしょう。
蓄熱式脱毛は、ディオーネ、ラココ、ストラッシュ、リゼクリニック、湘南美容外科クリニックなどで施術が可能です。
1-2.運動
施術の前日に運動をしても問題ないのでは?と思ってしまいますが、運動をすると身体の体温が上がるので、光を照射した際に痒みなどが表れやすくなります。
また、リンパヨガなどを行うと、身体の血行が急に良くなり少し倦怠感やだるさなどの症状が出る人もいるので、施術前日は注意して下さい。
1-3.お酒
お酒も運動同様に、身体の体温が上がり、そのまま施術を行うと痒みなどの肌トラブルが出てしまうことがあります。
また、お酒を飲み過ぎて二日酔いの状態で脱毛を受けると、施術中に気持ちが悪くなってしまったり、気分が優れないなどの症状が出てくる可能性があるので、前日のお酒は飲み過ぎず、必ず飲んでから施術の時間まで12時間は空けるようにしましょう。
1-4.薬
薬を飲むのも、一見脱毛とは関係ないようにも見えますが、実は飲む薬の種類のよっては脱毛効果に影響が出てしまったり、肌が光に反応しやすくなり危険な場合もあるのです。
また肌荒れや色素沈着などの肌トラブルに繋がってしまう可能性もあります。
薬の種類としては、抗生物質、抗不安薬、抗真菌薬、鎮痛薬などは特に注意が必要です。
常に飲んでいる薬がある時は、医師の許可を得なければお手入れができない場合もあるので、必ず無料カウンセリングの際にスタッフに確認してみましょう。
また、薬の規定は各店舗で違ってくるので、この部分についても注意しておきましょう。
各店舗の市販薬服用規定を載せているので参考にして下さい。
脱毛サロン | お手入れ前後の市販薬の服用規定 |
---|---|
ミュゼプラチナム | お手入れの前後8時間は空ける |
キレイモ | お手入れ前後3日間は空ける |
脱毛ラボ | お手入れ当日はNG |
シースリー | 特に規定はないが体調が悪いと施術は不可 |
ディオーネ | 特に規定なし。ただしステロイドの塗布はお手入れ不可 |
銀座カラー | お手入れ当日はNG |
リゼクリニック | お手入れ当日はなるべく控える |
湘南美容外科クリニック | 特に規定はなし |
(※2017/2/1 電話による確認済み)
1-5.体調
脱毛を受ける時に一番大事なのは体調です。
脱毛施術は、肌に直接特殊な光を照射するので、少なからず肌に負担は掛ります。
普段は何も副作用が起きなくても、体調不良の時は肌もより敏感になり肌荒れに繋がります。
また、全身脱毛する場合はベッドに横たわっている時間が長くなる為、体調が悪いとより疲れてしまいます。
ですから、脱毛を受ける前日には体調を整えるようにして下さい。
1-6.クリームを塗る
施術当日は、肌にクリームを塗っていると、脱毛効果が弱くなってしまったり、光が反応して肌トラブルを起こす可能性があるので禁止されています。
では、前日は塗って大丈夫なのか気になりますよね。結論からいうと、前日であればクリームを塗っても大丈夫です。
その理由は、前日ですと洋服を着たり、お風呂に入ったりもするので生活しているうちにクリームも落ちてくるからです。
ただし、お風呂上がりや就寝前に沢山クリームを塗るのは止めておきましょう。
また、施術前もスタッフがアルコールで肌を消毒してくれるので、前日に塗る場合にはそこまで神経質になる必要はありません。
ここまでは、施術前日の注意事項について見てきました。
次の章では、前日に準備しておくことの1つ前処理について解説します。
2.脱毛前日には、前処理をしてきちんと準備をしておく
ここでは、前日までに準備しておかなくてはいけない前処理方法について3つのポイント
- 前処理は電動シェーバーで行う
- 前処理後は保湿を忘れない
- VIOの前処理は無理をしない
を紹介していきます。
VIOの処理方法についても記載しますが、VIO脱毛をしない人は読み飛ばし、次の章へと進んで下さい。
2-1.前処理は電動シェーバーで行う
まず、自己処理方法には、カミソリや毛抜き、脱毛クリームなどいろいろな物はありますが、施術前日に行う時は肌の負担にならないように、電動シェーバーを使いましょう。
その理由は、カミソリは、肌の必要な角質まで剥ぎ取ってしまうので肌荒れを起こしてしまう場合があります。
毛抜きの場合は、毛根から毛を抜いてしまうと、光を照射しても刺激を与える毛乳頭がなくなってしまうので脱毛効果が出ません。
脱毛クリームにおいても、クリームにはアルカリ性の成分が配合されていて、肌に刺激を与えてしまうので、施術前日に使うのは良くありません。
電動シェーバーであれば、そこまで肌に負担を掛けずにムダ毛を処理できるので、前処理で使用するにはオススメです。
また、前処理の日ですが、できれば前日よりも、2~3日前くらいに処理をすると、肌も少し休めるので、脱毛時の肌への負担が更に減ります。
2-2.前処理後は保湿を忘れない
電動シェーバーで前処理をした後は、必ず保湿ケアを忘れないようにしましょう。
電動シェーバーでも多少は肌に負担も掛るので、処理をした部分が乾燥しないように美容液や乳液で潤いを与えることが大切です。
2-3.VIOの前処理は無理をしない
施術前の前処理で大変な部位といえばVIOです。
なぜ大変かというと、VIOは自分の目で見えにくい部位もあり、処理がやりにくかったり、部位が狭いのでシェーバーを上手く使うのに苦労します。
ちょっと手が滑ってしまうと皮膚が切れてしまうこともあり、傷があれば脱毛はできなくなります。
ですから、自分で難しいなと思ったら無理をしないで、店舗のスタッフにお願いしましょう。
店舗によっては、VIOは無料でお手伝いしてくれるとこもありますし、シェービング代を取られるところもあります(※各店舗のシェービング事情については次の章で説明します)
ここでは、自分で簡単にできるVIOの処理方法を説明します。
Vライン・Iライン
まずVIラインの場合は、毛が長く伸びているので、小さいハサミを使ってカットしましょう。
その後シェーバーを使用して、毛の流れに沿って処理していきます。
最初にハサミで毛を短くした方が、シェーバーが絡まらずにスムーズに剃れます。
Oライン
Oラインは自分では見えない部位なので、大き目の鏡を使用します。
鏡を床に置いて、それを跨ぐようにしてみると、Oラインが鏡に映るので、少し処理がしやすくなります。
ただし、難しいと思った場合には無理をせずスタッフの人にお願いしましょう。
ここまでは、前日までに準備する前処理のポイントを紹介してきましたが、次の章では
もし、前処理をしても剃り残しがあった場合について見ていきたいと思います。
3.脱毛当日に剃り残しがあった時はどうなるのか?
ここでは、もし施術当日に剃り残しがあった場合の店舗の対応
- シェービング代を取られてしまう
- 剃り残しの部位は避けて照射する
の2つについて詳しく解説していきます。
各店舗のシェービング事情についても紹介しているので、参考にしてみて下さい。
3-1.シェービング代を取られてしまう
脱毛の施術を始める前に、スタッフの人は照射する部位に剃り残しがないかチェックをします。
なぜチェックをするかというと、ムダ毛が伸びていると照射した光が毛に集まり過ぎてしまい場合によっては火傷をしてしまいます。
また、毛の先の方に光が反応しやすくなる為、毛根まで熱が伝わらず、脱毛効果が出にくくなってしまう可能性もあるので、剃り残しの毛も処理をしなくてはいけません。
その時に店舗によっては前処理がきちんとできていなかったペナルティーとして、シェービング代を取るところがあります。
料金は店舗によって異なりますが、1回1,000円前後が相場になります。
シェービング代を払えばスタッフの人が剃り残しをお手入れしてくれます。
3-2.剃り残しの部位は避けて照射をする
剃り残しがあると、シェービング代を取るところもありますが、店舗によっては料金を取らず、剃り残しがあった部位は避けて照射をするところもあります。
照射ができないとなると、その部位だけは脱毛効果が出ないので、照射した部位との毛の生え方の差が出てくる可能性があります。
各店舗のシェービング事情
店舗名 | 剃り残しがあった場合の対応 |
---|---|
ミュゼプラチナム | 襟足、ヒップ、背中以外に剃り残しありの場合は避けて照射 |
脱毛ラボ | 剃り残しは1,000円、顔やVIOは更に500円追加になる |
キレイモ | パックプランの人は無料 月額制の人は1回1,000円取られる |
銀座カラー | 背中、ヒップ、襟足などは電動シェーバーを持参で処理してもらえる それ以外の部位で剃り残しありは避けて照射 |
シースリー | 剃り残しも無料で処理してもらえるが、IOラインは衛生上電動シェーバーを持参しないと処理をしてもらえない |
リゼクリニック | 基本的に剃り残しは無料で処理してもらえる |
湘南美容外科クリニック | 部位ごとに500円取られる |
ここまでは、当日に剃り残しがあった場合の店舗対応について見てきましたが、次の章では注意事項や前処理の他に、施術前日にチェックしておく重要事項について解説していきます。
4.その他前日にチェックしておくことは?
ここでは、施術前日にチェックしておく重要事項
- 予約時間
- 店舗の場所
- 持ち物
の3つについて紹介します。
当日慌てることがないように、前日からしっかり準備をしておきましょう。
4-1.予約時間
脱毛サロンやクリニックには必ず予約時間の10分前には着くように余裕を持って行きましょう。
なぜなら、今脱毛は人気でどこの店舗も予約でいっぱいになっていて、遅れると次の予約に人にも影響が出る為、施術を行ってもらえない可能性も出てきます。
ですから、前日にはきちんと予約時間を確認して遅れないようにしましょう。
4-2.店舗の場所
脱毛サロンやクリニックによっては、何十店舗もあり、店舗間の移動が可能な店舗もあります。
無料カウンセリングなどで行ったことがある店舗だと安心ですが、初めて施術を行う店舗に行く時は、前日に場所を確認しておくと良いでしょう。
店舗によっては、同じ地区(特に新宿、渋谷、池袋など)で何店舗も存在することもがあるので、間違えないようにして下さい。
4-3.持ち物
脱毛に行く時は、会員証や、店舗によっては電動シェーバーを持参すれば無料で剃り残しを処理してくれるところもあるので、シェーバーも忘れずに準備しておきましょう。
5.まとめ
このように、脱毛前日の注意事項や準備することについて詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
脱毛に通う際は、気をつけなくてはいけいことも多いので、しっかり頭に入れておいて下さい。
また、前処理をして剃り残しがあるとシェービング代を取られてしまったり、その部位を避けて照射されてしまうなどのペナルティーが発生する店舗もあるので注意が必要です。
前日は、忘れ物がないかきちんと確認し、予約時間には遅れずに行きましょう。
しっかり約束事項を守り楽しい脱毛ライフを送って下さい。
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