脱毛を受けるにあたり、当日の行動はとても重要になります。
その理由は、脱毛は肌に直接特殊な光を照射して施術を行っていくので、少なからず肌が敏感になり負担が掛ります。
ですから、肌トラブルなどを起こさないようにする為には、当日の施術前後の行動に気を配らなくてはなりません。
しかし、初めて脱毛に通う場合は、いつ、どのような点に注意したら良いのか分からないという人も少なくないでしょう。
そこで、今回は脱毛当日の注意点について詳しく解説していきます。
この記事をお読み頂ければ、脱毛当日の施術前後の注意点や肌トラブルを起こさない為の対処法、店舗ごとのペナルティー事情についても把握して頂けると思います。
是非、これから脱毛を始めるという人に参考にして頂けると幸いです。
目次
1.脱毛当日の施術前にはどのようなことに注意すべきか
ここでは、脱毛当日の施術前はどのような点に注意すべきか
- 前処理
- 生理
- 化粧
- お酒
- 薬
- 運動
- クリーム
の7つについて詳しく見ていきます。
1-1.前処理
脱毛当日に大事になってくるのが前処理です。
脱毛サロンやクリニックで施術を行う場合は、必ず自分で自己処理をしてくるのが必須となります。
なぜ、前処理をしっかりする必要があるかというと、光脱毛やレーザー脱毛は、特殊な光をムダ毛に照射しますが、毛が伸びているとその部分に熱が集まり過ぎてしまい火傷になってしまう場合や、表面に出ている毛のみに光が反応し、毛根まで熱が上手く伝わらず脱毛効果がきちんと出ないからです。
そして、施術前にスタッフがムダ毛をチェックして、剃り残しがある場合には、シェービン代を取られてしまう店舗もあります。(後ほどシェービング代については詳しく解説します)
1-2.生理
店舗によっては、生理中はお肌が敏感になり、脱毛をすると副作用などで肌トラブルを起こしてしまう可能性もあるので、施術ができないところもあります。
また、VIO脱毛をする場合は、生理中は脱毛できません。
ですから、脱毛当日にもし生理になってしまった場合には、残念ですがキャンセルをしなくてはいけないこともあるので頭に入れておきましょう。
下記に生理中や生理前後に脱毛できない店舗を記載しておきます。
記載している以外の店舗では、基本VIO以外は脱毛できますが、生理中はお肌がデリケートになっている為、オススメはしていません。
生理中や生理前後に脱毛できない店舗
店舗名 | 条件 |
---|---|
脱毛ラボ | 生理中や前後3日間は不可 |
シースリー | 生理中の脱毛は不可 |
レイビス | 生理中の脱毛が不可 |
1-3.化粧
顔脱毛をする時は、当日お化粧をして行っても大丈夫なのか心配する人も多いと思いますが、基本お化粧はしても大丈夫です。
店舗にはクレンジングなどが用意されているので、その場でお化粧を落とすことができます。
ただし、あまりに濃い化粧をして行くと落とすのも大変で時間が掛ってしまうので、脱毛当日はなるべく薄い化粧を心掛けるようにしましょう。
1-4.お酒
脱毛当日にお酒を飲むと、身体の体温が上がってしまい光を照射すると肌が敏感に反応して痒みなどが起こる場合があります。
ですから、身体の体温を上げないように当日のお酒は禁止されています。
また、前日にお酒を飲み過ぎても、当日施術中に体調が悪くなってしまう可能性があるので控えましょう。
脱毛を受ける際はお酒を飲んでから12時間は空けるようにして下さい。
1-5.薬
脱毛当日は、薬を飲んでいると脱毛を受けられない場合があります。
その理由は、服用する薬によって、光を吸収しやすくなり火傷を起こしてしまう場合や脱毛効果に影響が出てしまうこともあるからです。
例えば
- 良く生理痛や頭痛がある時に飲む「鎮痛薬」
- 風邪を引いた時や感染症がある時に飲む「抗生物質」
- 安定剤として処方される「抗不安薬」
- アトピーや喘息治療などで用いられる「ステロイド」
などは特に注意が必要になってきます。
これらの規定は店舗によってまったく異なってきますので、常に服用している薬があれば必ず無料カウンセリングの時にスタッフに確認して下さい。
また、医師の診断書があれば施術可能な場合もあるので、そのような時は診断書を医師に記載してもらい店舗に提出しましょう。
1-6.運動
運動もお酒と同様に、身体の体温を上げてしまうので、施術前に行うと、痒みや赤みなどの肌トラブルを起こす可能性があるので控えましょう。
最近人気のヨガなど、激しい運動でなければ良いのではないかと思う人もいるかもしれませんが、ヨガは全身の血行が急に良くなるので、場合によっては身体にダルさなども出てきてしまい施術中に体調不良になってしまうこともあるので控えた方が良いです。
1-7.クリーム
脱毛当日に日焼け止めクリームを塗って外出する人も多いと思います。
しかし、照射する部位にクリームを塗ってしまうと、毛穴がクリームで詰まってしまい上手く照射した光が毛根まで伝わりにくくなってしまいます。
ですから、脱毛当日はできたらUVカットの洋服や手袋などを着用して対応するのが良いです。
もし、それでも日焼けが気になる人は、クリームを薄めに塗って、施術前にスタッフの人にお願いして拭き取ってもらうようにしましょう。
ここまでは、脱毛当日の施術前には注意しなければいけないことについて見てきました。
肌トラブルを起こさず、効果的に脱毛するには上記のようなことをしっかり守る必要があります。
次の章では、脱毛当日の施術後の注意点について見ていきます。
2.脱毛当日の施術後はどのようなことに注意すべきか
ここでは、脱毛当日の施術後はどのような点に注意すべきか
- お酒
- 運動
- 入浴
- 保湿
の4つについて詳しく見ていきます。
2-1.お酒
施術で光を照射した肌はとてもデリケートになっています。
ですから、施術後にお酒を飲み身体の体温を上げてしまうと、痒みや赤み、腫れなどが起こる可能性もあるので、施術後のお酒は絶対禁止するようにしましょう。
2-2.運動
激しい運動も、身体の体温が上昇してしまいます。
そして、照射部位の肌に痒みや赤みなどが起こる可能性が高くなるので、施術後は静かに過ごすようにしましょう。
2-3.入浴
自宅に帰ってきてから、ゆっくりお風呂に浸かりたいものですが、入浴もお酒や運動同様に、身体の体温が上がるので、肌トラブルを起こしやすくなります。
また、光を照射して肌がデリケートになっている状態でお風呂に浸かると、雑菌で毛のう炎などの感染症を引き起こす可能性もあるので、脱毛当日はぬるめのシャワーにするようにして下さい。
2-4.保湿
施術後の肌は、照射した光が体内にこもるので、水分が奪われやすくなり乾燥してしまいます。
肌が乾燥すると、外からの刺激も加わり荒れやすくなってしまい、場合によっては次の脱毛施術にも影響を及ぼしてしまいます。
ですから、脱毛当日は勿論のこと、脱毛に通っている期間中は肌の保湿ケアを心掛けるようにして下さい。
ここまでは、脱毛当日の施術後の注意点について見てきました。
施術後の肌は敏感になっているので、意識して気を付けなくてはらない点が多くあります。
次の章では、上記でも少し説明をしましたが、脱毛当日に剃り残しがあったり、キャンセルをした場合のペナルティー事情について解説していきます。
3.脱毛当日にペナルティーが取られてしまう場合とは?
ここでは、脱毛当日に発生するペナルティー
- シェービング代
- キャンセル料
の2つについて解説します。
店舗ごとのペナルティー条件も記載してあるので参考にしてみて下さい。
3-1.シェービング代
脱毛当日の施術前にスタッフがムダ毛のチェックをして、きちんと前処理が行われていないと、ペナルティーとしてシェービング代を請求されてしまう店舗もあります。
シェービング代を支払えば、剃り残し部分をスタッフがお手入れしてくれます。
また、店舗によっては、シェービング代を請求せずに、剃り残し部分は避けて照射を行うというところもあります。
店舗のシェービング一覧まとめ
店舗名 | 前処理の規定 |
---|---|
ミュゼプラチナム | 襟足、腰、ヒップ、背中はスタッフがお手伝いしてくれる それ以外は避けて照射する |
シースリー | 基本剃り残しはスタッフが無料でお手入れしてくれるが、IOラインだけ衛生上電動シェーバーを持参しないと処理は不可 |
脱毛ラボ | 剃り残しは1,000円、顔はさらに500円追加になる |
キレイモ | パックプランは無料で処理してもらえる 月額制は1,000円掛る |
銀座カラー | 襟足、ヒップ、背中などの手の届かない部位はシェーバーを持参すればスタッフがお手入れしてくれる それ以外の部位は避けて照射する |
ディオーネ | 基本剃り残しは無料で処理をしてくれる |
TBC | シェービングサービスはないので避けて照射する |
リゼクリニック | 基本剃り残しは無料で処理をしてくれる |
湘南美容外科クリニック | 部位ごとに500円掛る |
アリシアクリニック | 剃り残しの状態にもよるが少しなら無料でお手入れしてもらえる |
3-2.キャンセル料
脱毛当日に、「生理になってしまった」「体調が優れない」「子供が熱を出してしまった」「急な仕事が入った」など、急に脱毛予約をキャンセルしなくてはいけない事情ができてしまうこともあります。
その場合に、店舗によってはキャンセル料を請求されてしまうところもありますので注意する必要があります。
店舗のキャンセル規定一覧まとめ
店舗名 | キャンセルの規定 |
---|---|
ミュゼプラチナム | キャンセル料はありませんが、解約した時にキャンセルした分は返金対象にはならない |
シースリー | 当日の予約時間までに店舗に連絡をすればペナルティーはない |
ディオーネ | 当日のキャンセルや連絡がない場合は1回消化扱い |
TBC | 前日17時を過ぎてからの連絡は、3,000円請求される |
脱毛ラボ | 前日にキャンセルすると1,000円請求され、当日のキャンセルは 1,000円+1回消化扱いとなる |
キレイモ | パックプラン、月額制プラン共に当日キャンセルの場合1回消化扱い |
銀座カラー | 前日19時以降のキャンセルは1回消化扱いとなり、脱毛し放題の場合は2,000円請求される |
アリシアクリニック | キャンセル料のペナルティーなし |
リゼクリニック | 当日予約時間まで連絡すればペナルティーなし |
湘南美容外科クリニック | 前々日の23時以降のキャンセルは、3,000円請求取られる |
このように、脱毛当日に剃り残しがあったり、キャンセルをしてしまうとペナルティーが発生する店舗があります。
かなり高い料金を請求されるところもあるので、気をつけるようにして下さい。
次の章では、仕事で忙しい人や子育て中の人でも、ペナルティーを気にせず通いやすい脱毛サロンやクリニックを紹介します。
4.ペナルティーがなくお得に通える店舗を紹介
ここでは、ペナルティーに寛容で通いやすい
- シースリー(脱毛サロン)
- リゼクリニック(クリニック)
の2つを紹介していきます。
4-1.シースリー(脱毛サロン)
シースリーは53部位脱毛し放題が魅力の脱毛サロンになります。
また、シースリーの魅力は脱毛施術だけではなく、その通いやすさにあります。
もし脱毛当日に剃り残しがあっても、無料で剃り残しをシェービングしてくれたり、当日急な予定が入ってしまっても、予約時間までに連絡をすればキャンセル料などは発生しません。
脱毛は長く通うので、効果を出すことは勿論ですが、普段から通いやすいかどうかということも大変重要になってきます。
その点では、シースリーはとても寛容で通いやすいサロンだと思います。
4-2.リゼクリニック(クリニック)
リゼクリニックは、全国に15院を展開し、医療脱毛に力を入れているクリニックになります。
リゼクリニックでも、脱毛当日に剃り残しがあったり、キャンセルをした場合でもペナルティーは発生しません。
また、照射漏れがあった場合なども、無料で打ち直しをしてくれるので、とても良心的なクリニックです。
そして、もし照射をしていて、肌トラブルなどが起こった場合でも、治療代やお薬も保証されているので、安心して通えます。
5.まとめ
今回は、脱毛当日の行動や注意点、ペナルティー制度などについて詳しく見てきましたがいかがでしたでしょうか?
脱毛当日は、自分で思っているよりも気を付けなくてはいけない事も多いので、しっかり準備をして頭に入れておいて下さい。
また、毎回剃り残しやキャンセルのペナルティーが心配という人は、そのようなペナルティーに寛容で通いやすい「シースリー」や「リゼクリニック」もあるので利用してみるのも1つです。
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